2007年5月1日 いよいよ修行初日です。『ANA SFC獲得修行』さんのお勧め修行ルートに記載もあるとおり、素人はいきなり挑戦しないほうが良いと言われている大島・八丈島6レグにて修行デビューすることにしました。
いきなり6レグに挑んだのは単にコストパフォーマンスが一番良いから。あと、ゴールデンウィークだから多少のことがあってもいいかなとも思ってのことです。久しぶりの飛行機なのでちゃんと乗れるか心配だったりします(笑)
普段の朝は早くは起きられないのに、期待と興奮からか今日は不思議と早くに目が覚める。時間を持て余してしまったので自宅の近くのマックで朝マック、近くの駅から電車で羽田に向かう。
本当は8時ちょっと前に到着の予定が7時過ぎに着いてしまった。地下1Fの自動チェックイン機で本日使用予定のチケットを6枚受け取るが、こんなにチケットを手にしたのはもちろん初めて。
地上に出るもあいにくの空模様、噂に聞く島流しの不安がよぎるが、それ以上に期待で胸がふくらむ。さてこれからどんな試練が待っているのか!?
#1 ANA841便 羽田(8:20) → 大島(8:55)
記念すべき修行での1搭乗目は関東修行の王道、大島タッチの体験です。841便は沖留めなので羽田ターミナル1Fの106番ゲートからバスに乗ってお世話になるスーパードルフィンとご対面。噂には聞いていたが小さな機体だ、こんなに小さいジェット機ってあるんですね。
わくわくしながらタラップを昇り指定された席に着くとほどなくドアクローズ、機体は予定通りに動き出すも朝の滑走路は大渋滞。5機くらいの離陸待ちをしてようやく離陸、現在時間は8:40。この時点で20分ほど遅れてしまっている。帰ってきてからの八丈島行き823便への乗り継ぎ時間は定刻でも35分しかないが、ハナからこんなに遅れちゃって大丈夫なのと不安が高まる。
841便は離陸したかと思えばあっという間に大島へ到着。こんなに飛行時間が短い飛行機に乗ったのは初めて、離島路線はドリンクサービスは申告制と聞いてはいたが、なるほどこの時間じゃドリンクのサーブもできないよねと納得、飲み物をオーダーしている人も居なかった。気になる時間のほうは、この短距離では当然出発の遅れを取り戻すこともできず、出発時の遅れがそのまま響き20分遅れの9:15に到着。
大島に来たのは2回目だが、飛行機で来たのは初めての体験。もっと古くて小さい空港を勝手にイメージしていたが、建物も新しく小奇麗な空港だなぁという印象。
このあと同じ飛行機でトンボ帰り、乗って来た飛行機に乗って帰るなんてもちろん人生初の体験。これから何回も体験するのだろうけど一般観光客からすれば考えられない不可解な行動だろうなぁ。
帰りの842便のチケットは羽田の自動チェックイン機でチェックインできていなかったので一度外に出てカウンターへ向かう。6レグを実施した場合、842便のチェックインが羽田でできないのは先輩修行僧のブログでチェック済みだったので、初空港ながら落ち着いて行動できた。先輩僧のみなさんありがとうございました。
#2 ANA842便 大島(9:25) → 羽田(9:55)
修行の醍醐味、タッチでの引き返しとなる。841便が20分の遅れで到着したが、9:40の出発予定となっていた。ANAさんの出発準備のがんばりのおかげでちょっとは早く出発できそうだ。
空港ロビーで一服しチェックインカウンターへ。次の八丈島便への乗り継ぎについて尋ねると『842便の遅れで羽田での乗り継ぎ時間が15分くらいになりそうなので乗り継げない可能性もある』とのこと。まぁ、仕方がないね。
大島空港見物もしたかったが、また後で来る(はず)のでさっさと保安検査を抜け待合ロビーに。大島の待合ロビーはかなりシンプル、喫煙室も無い、外で一服しておいて良かった。その後すぐに搭乗案内があったので飛行機まで歩いて行く。タラップを昇って席に着くとあっという間にドアクローズ、滑走路も混んでいないので飛行機も難無く離陸、とは言っても15分以上は遅れている。

【羽田で撮れなかったスーパードルフィン】
離陸し落ち着いたところで時計を見ると、すでに時刻は10時ちょっと前、定刻ならもう羽田に着いている時間だ。あせってもしょうがないが、羽田10:30発の823便に乗り継げるかどうか不安になる。しかしこれも6レグの醍醐味、乗り継げなくても羽田だし、後日修行を繰り返せばいい。『落ち着いて払い戻しをするべし』とも先輩僧のブログに書いてあった、島流しにあうことを思えば羽田で旅程が打ち切られるのは全然問題ない。この時点で本日の修行の継続は半ば諦めた。
10時過ぎ、羽田が近くなってくると「八丈島行きの823便に乗り継ぎのお客様は飛行機を降りたら地上係員に声をお掛けください」と機内アナウンスがあった。どうやら乗り継げる可能性があるようだ。これも先輩僧の知恵だが、823便への乗り継ぎは842便を降りてからのスピードが命らしいので、いつもは最後方の座席を指定するのだが、842便は5列目のシートをキープしておいた。これなら前方席に座った甲斐があるかもしれない。
羽田に到着後、急いで機外に出てボーディングブリッジを小走りに係員のいるところへ急ぐ。ブリッジを出る直前、GHのお姉さんが「823便へお乗継ぎの方、こちらにお集まりください」と叫んでいる。トップ集団を行く私は心の中で
余裕だ、そのために5列目に座ったんだもんね。
すると間髪入れずに係員がさらにこう叫んだ
「みなかも様いらっしゃいませんか」
なぜ?...。
『どうして俺の名前が呼ばれるんだ?そんなにヤバイのか?俺はトップ(近く)を走っている筈なのに..。ひょっとして乗り継ぎ俺だけか?』と思い急いで叫んでいるお姉さんの所にたどり着くと、なにやら同じような輩(多分半分は修行僧)が4名先着していた。
「みなかも様ですね、これで揃いました、こちらへどうぞ。」
先行4名の僧(かどうかわからないが)に「遅くてすみません。いやぁさすが皆さん慣れてらっしゃいますねぇ、私は今日初めてなんッスよ」と声に出して謝るわけにもいかず、心の中で謝りながら案内してくれる係員のお姉さんに付いていった。
係員のお姉さんは、秘密基地みたいなドア(暗証番号を押さないと開かない)を開け、足早にわれわれ5名をブリッジの下まで先導し、そこに待機していたマイクロバスに乗るように指示した。
おぉ、これが噂の護送か?
初日にこんなことを体験できるなんてなんてラッキーなんだ。うわさによるとこの後係員のお姉さんによるチケットもぎりのセレモニーがあるはずだが..。
わくわくしていると案の定「チケット拝借できますか」と言う係りのお姉さん。チケットを手渡すと、チケットを自分の太ももに置き、定規を当ててビリビリともぎってくれた。返してくれた半券は手で切っただけあって、微妙に斜めに切れている。しかも切り口が若干ギザギザで"機械じゃありません"なんて味があって大変よろしい。
セレモニーの感動に浸っていると、バスは823便の待つ沖留めスポットに着いた。まだ1台目のバスが着いた直後のようで、十分間に合ったようだ。護送どころかVIP待遇を味わえた感じ。
#3 ANA823便 羽田(10:30) → 八丈島(11:20)
842便から護送され、連絡バスの1便と2便の間に機内の席についたが、大島便と違って機内は満席に近い。842便も出発が遅れており、結局9分遅れでプッシュバック。823便が本日の修行ルート最長フライト。
40分後、八丈島上空までは難なく来たが、着陸の時に揺れる揺れる。機体が左右に傾いたり、地面が近くなったり遠くなったり...。きっと崖側からのアプローチなので海面から吹き上げてくる風が邪魔してるのだろうと思うが、それにしても生きた心地がしなかった、そこら辺のジェットコースターより確実に怖い。それでも機長はさすがプロ!無事着地させるんですね。11:25に定刻より5分遅れで到着。次に乗る850便の使用機材は、この823便なのでここでいくら遅れても大丈夫。
ここで大島への乗り継ぎだが、八丈島では乗り継ぎ案内は特になく、強制的に保安外の空港ロビーへ、乗り継ぎだからと言って待合室に行ってもやることないし外に出ようと思ってたから丁度いいけどね。
ロビーに出ると、大島とは違い人が沢山いる。東京から結構遠い離島だっていうのに結構な賑わいだ。噂の島ずしを一目見ようとしたが、売り場がわからず。一通り空港を探索して大島便へ。
#4 ANA850便 八丈島(11:55) → 大島(12:35)
2分遅れで八丈島を出発。さっきまで満席だった機内は搭乗率50%程度。離陸時に大島は視界不良のため着陸できなければ羽田へ向かう条件付飛行と放送があった。ひょっとして初日にして"Go Around"を体験できるのかとちょっと胸が弾むが、しかしである。
この便が無事に大島についたとして次の折り返し便が来なかったらどうなるの?
"午前ぐる"ならこの機材で羽田行きは確約されるが、この機を大島で見送って、午後ぐる便が欠航(大島に到着できなかったら)になったら島流し確定である。どんどん不安はつのっていき、心の中でどうにか大島に着陸しないでくれと祈るようになった。外を見るを雲行きはどんどん怪しくなっている。
たのむ、大島通過してぇぇぇぇ!
期待とはウラハラに850便は大きな揺れもせず難なく着陸、本日2回目の大島。空港に降りると結構雨が降っている、この時点で半分島流しを覚悟した。このまま乗り継いで羽田に向かいたかったが、羽田行きのチケットが無いので断念。しようがないのでデッキで羽田行きを見送ることにした。ここで気がついたんだけど、B737ってタラップを内蔵してるのね。

【私を残して出発準備を進める844便】
羽田行きの844便をデッキで見送るとロビーへ戻った。出発の案内を見ると849便は天候調整中。ちなみに新中央航空の14:30調布行きは欠航が決定していた。チェックインカウンターお姉さんに849便はどうなるのと聞いても「羽田から来るには来るが、着陸できなければ引き返します。その時はどうしようもないですね。」とつたない返事。空を見るとますます暗くなっていて不安は最高潮に達した。新中央航空に乗る予定だった客は849便も諦めてフェリーターミナルに向かい始めている。
【新中央空港は欠航が決まっており不安がつのる】
羽田発の843便は14時頃に到着予定とのことなので、レストラン椿でカレーを食べて時間をつぶし、ころあいを見て3階の送迎デッキへ。デッキに出ると先ほどまで降っていた雨はなぜかピタリと止み、ところどころ陽がさすような天気になっていた。これなら着陸できるかも。どこからともなくジェット機の「ゴー」という音が。条件反射的空を見上げ、音の出どころを探す。

来たぁーーっ!(のか?)
しかし無情にもそのまま上空を通過、音もどんどん遠ざかっていく。お願い戻ってきて。すると数分後また音が近くなってきた。音のする方向を見ると。羽田発の843便が着陸態勢に入っている。

お願い着陸してぇぇぇ!!

ホッ。
祈りが通じたのか、843便は無事に大島へ到着してくれた。これで島流しに合う可能性は無くなった。よかったよかった、あ~ドキドキした。
#5 ANA849便 大島(14:30) → 八丈島(15:05)
とりあえず島流しにはあわずに済んだ。よかったよかったとほっとして849便に乗り込む。もう八丈島でも羽田でもすきなところにやっとくれ。飛行機はほぼ定刻で大島を出発、ほどなく八丈島に到着、こちらも本日2回目。また着陸の時にさっき以上の揺れがあった。八丈島はいつもこうなのか?できれば来たくない飛行場だなぁ。
ロビーに降り立つと、みやげもの屋はさっき来た時以上の混雑ぶり、買わなかったが島ずしも残り1個を現認できた。羽田行きのキャンセル待ちの人も多くいた。
しばらくすると、849便に乗ってきたCAのお姉さん3人が、レストランにやってきて「島ずしないねぇ、デザート(何だったかは忘れた)もない。チェッ」といって残念そうに戻って行った。やはりここの島ずしは有名なんだ。
【客でにぎわう売店】
#6 ANA826便 八丈島(16:10) → 羽田(16:55)
しばらくの八丈島空港探索(そんなにすることないけどね)を終えて、826便に乗り込む。こちらも満席、丁度荷物室の上に座ったので、どんな荷物が運ばれてくるのか見ていると、ほとんどがサーフボードと釣竿。大島と違って人気のスポットなのだろうか?予約もとりにくいし便も多のでそうなんだろうと勝手に納得する。キャンセル待ちの客にサーファーが居たのか遅れてきたサーフボードの積み込みに時間がかかり、16分遅れの16:26に出発。
あとは羽田に引き返すだけとなり、緊張がほぐれたのか修行の疲れなのか、飛行機の中では爆睡。気がついたのは着陸態勢に入ったとのアナウンス、ほどなく826便は羽田に23分遅れの17:18に到着。これにて本日の修行は終了、家路を急いだ(翌日はゴルフだしね)。
修行後記
とにかく修行を始めてみて、護送とか島流しになりそうになるとかいろいろあったけど、やっぱり飛行機に乗るのは楽しい。目的はSFCを入手することだけど、手にした後もこんな風に飛行機に乗りたくなってしまうのだろうか..。
大島で島流しに遭ったとしても船でなんとか帰ってこれそうだし、暫くはこのルートで修行をしようと思う。ただ、大島タッチ+午前ぐるのコースも時間的には魅力。一度試しておこう。
修行費用と累計プラチナポイント

| 回数 | 便名 | 機体番号 | 機材 | 出発 | 到着 | 種別 | 費用 | PPT |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | ANA841 | JA305K | B737-500 | 羽田 | 大島 | ルート ×2 |
6,750 | 146 |
| 2 | ANA842 | 大島 | 羽田 | 6,750 | 146 | |||
| 3 | ANA823 | JA356K | B737-500 | 羽田 | 八丈島 | 8,250 | 354 | |
| 4 | ANA850 | 八丈島 | 大島 | 7,950 | 236 | |||
| 5 | ANA849 | JA307K | B737-500 | 大島 | 八丈島 | 7,950 | 236 | |
| 6 | ANA826 | 八丈島 | 羽田 | 8,250 | 354 |
今回費用:45,900円 フライト時間:4時間33分 プラチナポイント:1,472ppt
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