2009年3月25日、業務で大阪出張があったので伊丹往復をしました。この出張は1ヶ月前に決まっていたので旅割でチケットを手配していました。
急遽、会社の先輩も同行することになりましたが、チケットの価格から、先輩は新幹線で大阪入りすることに。常々思っていた大阪へは飛行機と新幹線どっちが早いの?という疑問をひょんなことから検証できることになりました。
検証のスタートは会社のある横浜桜木町、ゴールは大阪梅田近くにある支店。12時ちょっと前に上司と先輩と一緒に桜木町で食事、食後に先輩が購入したチケットは新横浜13:19発ののぞみ231号、私と上司は羽田14:00発のANA27便で新幹線組(一人だけど)と飛行機組に分かれ大阪を目指します。
#5 ANA27 羽田~伊丹(JA702A)

昼前から降り出した雨が一段と激しくなった頃、桜木町駅を出発です。12:40発の横浜線に一緒に乗って、新幹線組はそのまま新横浜、飛行機組は横浜で京急に乗り換え羽田を目指します。羽田の2タミに着いたのは13:20、ひさしぶりに電車での羽田入り。今頃新幹線組は新横浜でのぞみに乗っている頃。ここでの40分待ちは正直痛い。
いつもは座席指定をしていないのでカウンターでチェックインを行うが、今回は事前に座席指定をしてあったので、そのまま保安検査場に向かってSkip搭乗。考えてみたら人生初のスキップでの搭乗だった。そういえばWebでチェックインっていらないんだっけ?ちょっと前まではWebでチェックインしなきゃいけないと思ったけど...。まぁ、ゲート通過できたから良しとしましょう。
27便の出発まではまだ時間があるし、今日は60番ゲートで楽々なので、上司をANA LOUNGEにご招待。ラウンジは伊丹行きと思われる客で結構な盛況ぶり、やっぱり伊丹線は上級会員おおいねすね。上司はあまり飛行機に乗らないので上級会員のことを知らないようで、こんな世界があったのかと感動してくれました。これを機に上司が修行をするとは思えませんが...。
搭乗10分前になったのでラウンジを後にするが、搭乗口にはまだ長い列。しばらく待って定刻5分前に機内へ。本日の席は5Aで足元広々。
定刻を5分程過ぎたところで少し遅れた乗客を乗せドアクローズするもプッシュバックがはじまらない。
ビデオでの非常用設備の案内も終わってしまったところでようやくプッシュバック。荷物の積み込みに時間がかかっていたとのこと、結局定刻を10分遅れでの出発。
さらに離陸も4機ほどの順番待ちで、テイクオフは14:25分、機内アナウンスによると到着は15:25頃で15:30にブリッジ接続とか。予定より25分の遅延。競争してるのに...最初から敗色ムードいっぱい。相手ののぞみは今頃静岡か浜松だろうか。
今日は気流が良くないようで、ベルトサインがなかなか消えない。しばらくしてサインが消えると同時にドリンクのサービスが始まった。いつものようにコンソメスープを頂いて過ごす。外は真っ白の厚い雲で景色も楽しめない。仕方ないのでオーディオで落語でも聴こうとヘッドホンを手にするも、5Aのジャックが壊れており、プラグがうまくささらない。まぁ、3月の全日空寄席はこの前聞いたから別にいいけどね...。
そうこうしているうちに着陸態勢に入り、再度ベルトサインが点灯、時間は15時過ぎ。厚い雲の中に入ったのか結構機体が揺れる。それから5分ほどしたところで、
バァーーーン!!
飛行機が何かにぶつかったのか思わせるほどの衝撃波と猛烈な音、寝ていた人も次々に目を覚まし、あたりをキョロキョロ。
私は偶然にもぼーっと外を見てたので、閃光と同時に左前方に被雷したのが見えましたが、その後機体の動きは無反応。機内はシーンと静まり返って、乗客が緊張しているのがわかります。まさか操縦不能になったんじゃないよなと心配しているころCAさんから心配要りませんのアナウンス。機体もコントロール出来ているようで一安心、パイロットに落雷しなくて良かった。飛行機は落雷しても大丈夫とは聞いていましたが、生きた心地がしませんでした。

それから5分程してRwy32Lに無事タッチダウン、何もなくてよかったと肩をなでおろす。
そういえば伊丹から乗ったことはあるけど、到着するのって初めて。15:21にドアオープン、当初の遅れを取り戻しているとはいえ定刻より16分遅れ。のぞみは丁度京都を出たあたり、これはいい勝負になるかもしれない。急いでモノレール乗り場に向かう。
大阪でも私鉄はSuica使えないんですね、急いで切符を買って、1つ先の蛍池へ。蛍池で阪急に乗り換え梅田へ、ここから東梅田を徒歩で目指すが、ここで道に迷ってしまい15分のタイムロス。ようやく東梅田を見つけ、地下鉄谷町線にのって目的地に到着。事務所にはすでに新幹線でやってきた先輩が先着してました、残念無念。
到着時間を聞くと、その差5分、惜しぃ。
その後順調に仕事を終え、大阪支店の面々と串かつで一杯。そのあと夜更けまで懇親会。大阪の夜も楽しいですねぇ。
#6 ANA28 伊丹~羽田(JA8342)
翌日は午前中に仕事を終えたが、帰りの飛行機まで時間があるので、事務所の近くにある大阪城を見学。大阪では前々日に開花宣言が出たとのことだったので綺麗な桜を期待していたが、まだちょっと桜の季節には早かった模様。早咲きの桜が数本美しい花を咲かせてました。
正午を過ぎたので、行きと同じく電車とモノレールを乗り継いで伊丹空港へ。
折角大阪に来たのだからねぎ焼きを食べたいなぁと思ってお好み焼き屋を探すが残念ながら見つからなかったので、近くのうどんやに入ってたぬきうどんを食べる。
噂には聞いていましたが、大阪では関東で言うきつねうどんを『きつね』、きつねそばのことを『たぬき』って言うんですね。きつねからたぬきに化けるのが具でなく麺だとか。関東ではあげから天かすに具が化けますね。なので、素うどんに天かすを入れてもらい、関東で言うところのたぬきうどんにしてもらいました。
お土産をたくさん買い込んだので、帰りは手荷物として預けることに。
2Fのプレミアムチェックインで荷物を預け、そのまま昨年10月に出来た上級会員専用の保安検査場を抜ける。出発まで30分ほどあるのでANA LOUNGEに向かいます。
ラウンジは10番ゲートのすぐ後ろにひっそりとある感じ、伊丹空港は建物も古いので中はそんなに期待していなかったが、中に入ると外からは想像できないほど豪華。ラウンジ自体が2階建ての造りになっており、面積も広い。これにはちょっとビックリ。
ラウンジでコーヒーを頂いたり一服していたりすると、出発10分前になったのでラウンジを出て、すぐ前の10番ゲートへ。

帰りの機材は久しぶりの搭乗となるB767-300。記憶(記録)では、昨年の函館オフ参加時に行きにのったAIR DOのB767-300以来、ANAの機材では修行で高松からの帰りに乗って以来。
ゲートでは列もそんなに長くなっておらず、すんなり機内へ、そして定刻5分前にドアクローズ。行きは遅れたけど、帰りは早着が期待できそうだ。これから会社に戻って仕事だしね。
帰りの席は21K、非常口座席になっており、B767-300で唯一足元の広い席、いいですね、この席。
離陸しても気流の影響でなかなかベルトサインが消えず、ドリンクサービスも始まらない。15分程してドリンクサービスが始まったが、21列目の私のところに来たときには既に降下が始まっていた。
私がスープを受け取って数分すると、気流が悪いとのことでベルトサインが再点灯、最後尾の客までドリンクサービスできたのだろうか?眼下には大島が見える、時間は15:30分、やっぱり大阪って近いね。
着陸もそろそろと思ったころ、飛行機は急旋回、旋回しながら高度を下げているので、最初は高度が下がり切らなかったのかなと思ったが、どうもいつもと様子が違う。
そのうち機体は大島と館山の間を8の字にぐるぐる旋回しだす。羽田到着便ではありえない角度で館山が見える。周りを見ると同じように旋回して待機している飛行機が確認できただけでも5機。

旋回しだしてから15分、ようやく機内アナウンスが入る。なんでも『羽田上空に積乱雲が発生してひょうを降らしたため滑走路が使用中止になっているので旋回待機している』とのこと。
まさかここまで来てダイバードってことないよね?ここからダイバードする先は関空?伊丹?それとも中部か成田か。大島(降りられないか)か八丈だったら面白いなと思いながらも、ちょっと不安になる。
5分後アナウンスがまた入り、『羽田の滑走路が運用を開始したので順次着陸』とのことだったので一安心。
何機順番待ちしたのかは分からないが、15:15分頃久々にRwy04より着陸、56番ゲートにスポットイン、15:22にドアオープン。
飛行機を降りようとすると、CAさんのアナウンスの途中で突然停電になり、機内が真っ暗に。すると数秒で非常用電源に切り替わり、非常口と通路の誘導灯が点灯。ちょっと焦るが、緊急時はこんな感じになるのかと暫し観察。一時電力が復旧したりするが、すぐまた停電、地上からの給電がうまく行っていないのだろうか?
暗い機内からゲートに出る、東阪路線が北ピアの先に着くのは珍しいんじゃないかなぁ、滑走路の運用のゴタゴタでゲートのやり繰りが大変になったのかな?と思いながら、北ピアの端から到着口を目指す。
途中、普段ではあり得ない駐機場の混雑に目をやりながら、最近目にすることが少なくなってきたB747が3ショットで見えたので記念にパチリ。
手荷物受け取り場に行くと、掲示板が消えており、各便で羽田に到着し、荷物を受け取りに着た人たちは右往左往している。
近くに居る係員に28便の荷物の出てくる場所を聞き、スタンバイ。コンベアが動き出すと私の荷物が一番に出てきました。東阪路線は上級会員がわんさか居るはずだが、みんなビジネスユースなので手荷物預けないんだろうね。
荷物を無事受け取り、京急,JRと電車を乗り継いで帰社、今回の出張も無事終了。
旅行後記
今回は大阪市内まで飛行機と新幹線で競争したが、今回の検証結果からだけ言うと、『大阪までは新幹線の勝ち』との結果が得られました。
敗因として、『1.指定便までの羽田での待ちがあった』『2.飛行機が定刻運用されなかった』『3.梅田で迷った』というのがありますが、
『1』は飛行機の出発時間を合わせて出るのであれば飛行機のが早いということも考えられますが、飛行機は1時間に1便(JALと併せても30分に1本)しかなく、急に向かった場合などには6分に1本ある新幹線を利用したほうが待ちのロスは少なく利便性が高いでしょう。
『2』は定刻運用の確立になりますが、東阪路線は新幹線との競合などの理由からかなりタイトなスケジュールとなっており、定刻運用は難しいかもしれません。今日(3/27)の運行状況を見ても、遅れの大小はあれ、14便中11便が遅れと78.5%の遅延率となっています。距離が短いだけに出発の遅れは簡単に取り戻すことは出来ないでしょうから、そういった意味で東阪路線でのは定刻運用は期待できないかもしれません。
それでも『3』が無ければ僅差で勝っていたかもしれませんね(笑)。結論は難しいですが、飛行機びいきの私からすれば運がよければ飛行機が圧勝というところでしょうか。運が悪けりゃ30分近く遅いですが...。
それにしても今回の往復は落雷やひょう害による珍しいトラブルに見舞われるという経験ができました。無事だったから良いものの、どちらもやり過ごすしかないという自然現象だったので、ちょっとタイミングが違っていたら大惨事に巻き込まれていたかもしれません。やはり自然も力は偉大で自然の前では人間なんて無力だということを再認識できました。
| 回数 | 便名 | 機体番号 | 機材 | 出発 | 到着 | 運賃種別 | PP | マイル |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 5 | ANA27 | JA702A | B777-200 | 羽田 | 伊丹 | 旅割 | 567 | 504 |
| 6 | ANA28 | JA8342 | B767-300 | 伊丹 | 羽田 | 旅割 | 567 | 504 |
総フライト時間:10時間56分 プレミアムポイント累計:1,974ppt
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